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建ぺい率・容積率 とは
カテゴリ:不動産お役立ち情報  / 投稿日付:2024/09/03 10:00

建ぺい率・容積率をわかりやすく解説

家を建てるときには、「建ぺい率」と「容積率」を確認することが不可欠です。

建ぺい率と容積率の制限により、「良い土地と思っていたが、理想の家を建てることができない」という状況が生じることもあります。

建ぺい率とは?計算方法もわかりやすく

建ぺい率とは、敷地面積に対して建物が占める面積の割合を示すものです。

簡単に言えば、「その土地に建てられる建物の大きさを決定しているもの」ということです。

風通しと日照を確保し、防災を目的として設けられる要素です。

計算方法は下記の通り。

建ぺい率(%)=建築面積÷敷地面積×100

例えば、100㎡の敷地面積に60㎡の建築面積の建物を建てた場合は

60(建築面積)÷100(敷地面積)=0.6。
0.6に100をかけて60

→建ぺい率60%

となります。


容積率とは?計算方法もわかりやすく

容積率とは、敷地面積に対して建物が占める立体的な容積の比率(すなわち延床面積)を指すものです。

簡単に言えば、「その土地に何階建ての建物を建てることができるか」を定めている規則です。

延床面積とは、建物の各階の床面積を合計したものです。

2階建ての建物の延床面 1階が45㎡ 2階が35㎡ → 延床面積は80㎡

計算方法は下記の通り。

容積率(%)=延床面積÷敷地面積×100

例えば、100㎡の敷地面積に75㎡の延床面積の建物を建てた場合は

75(延床面積)÷100(敷地面積)=0.75。
0.75に100をかけて75

→容積率75%

となります。

複雑ですが、「建ぺい率は敷地の広さ、容積率は建物の高さを規定している」と理解すると分かりやすいでしょう。


土地によって建ぺい率と容積率が変わる


建蔽率と容積率は、マイホームを建築する際に非常に重要な要素です。これらの率によって、家の広さが決定されます。

例えば、120㎡の土地で建ぺい率が60%、容積率が100%の場合で考えてみると

  • 建物に使える敷地面積:50㎡
  • 延床面積:120㎡

となり、最大で「建築面積50㎡、2階建てで1階、2階それぞれ60㎡の家」が建てられる計算となります。

建ぺい率と容積率は「用途地域」によって規定されています。これらの数値を調査することで、その地域の特性をある程度推測することが可能です!

例えば、建ぺい率が40%、容積率が80%の場合、その地域は「低層住宅専用地域」である可能性が高く、静かな住宅地であると推測されます。

→用途地域についての詳細はこちら

理想的な立地であっても、建ぺい率と容積率の制限により、望む家を建てられないことがあります。土地を購入する際には、これらを確認することが重要です。


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