CONTACTカテゴリ：不動産お役立ち情報 / 投稿日付：2024/09/27 13:11
宅建とは？宅建士の仕事内容を紹介
宅建とは？
宅建士、または宅地建物取引士は、毎年約20万人が受験する日本最大の国家資格の一つです。この資格は不動産取引の専門家である宅建士を認定するものです。
宅建士試験とは、宅建士になるために必要な試験です。この試験に合格し、登録実務講習を受けて登録することにより、宅建士は不動産の売買や賃貸物件の仲介を行う際、お客様に対して土地や建物の「登記」、「不動産の広さ」、「飲用水・電気・ガスの供給施設」、「キャンセル時の取り決め」など、契約の重要な事項を説明する専門知識を持つことができます。
不動産取引における重要事項の説明は、宅建士にのみ許された専門業務です。さらに、不動産の売買や賃貸借の仲介を行う際には、従業員5名ごとに少なくとも1名の宅建士を配置することが法律で義務付けられています。このため、宅建士の需要は非常に高いと言えます。
重要事項の説明│宅建士の独占業務
不動産を購入または借りる際、物件に関する知識がないと、後に予期せぬ損害を受ける可能性があります。そのため、取引物件の「重要事項」については、宅地建物取引士としての資格を持つ者が、取引相手に対して説明を行う必要があります。重要事項には、登記、敷地面積、飲用水、電気、ガスなどのインフラ施設の供給状況、契約解除の方法、水害ハザードマップなどが含まれます。
35条書面（重要事項書面）への記名│宅建士の独占業務
責任を明確にするため、重要事項の説明に加えて、宅建士は重要事項書面に自ら署名をする必要があります。
37条書面への記名│宅建士の独占業務
宅建を持つメリットは？宅建があるとどうなる？
まず、宅建資格を取得し、登録講習および登録の手続きを経ることで、「宅建士（宅地建物取引士）」となることが可能です。宅建士になると、不動産取引や契約の場面で有資格者として活躍できます。さらに、宅建士には不動産取引だけでなく、他にも多くのメリットがあります。
1
就職・転職に有利
宅建を持つことには様々な利点があります。特に、不動産業界での就職や転職において大きなアドバンテージとなるでしょう。さらに、建築業界や金融業界など他の分野でも、就職や転職に有利な影響を与える可能性があります。近年では、全国展開する大企業やIT業界においても、その需要が増しています。
2
独立開業やキャリアアップも狙える
資格を取得することは、社会的に一定の知識水準を持っていることを証明できる手段です。昇進の条件として宅地建物取引士の資格が必要とする企業も存在します。さらに、資格は独立開業やキャリアアップにも役立ち、大きな利点です。不動産鑑定士や司法書士などの資格を宅地建物取引士と組み合わせることで、業務範囲を広げる機会を得ることができます。
3
資格手当がつく場合もある
宅建を取得する理由は何か？資格手当が付与されることで、年収を増やすことができる点が挙げられます。企業によって異なりますが、毎月の基本給が5,000円から50,000円増加することもあります。合格した資格は一生有効なので、取得して損することはありません。
宅建の資格が役立つ業界は？
不動産会社│宅建が役立つ業界
不動産の売買や賃貸借を仲介する会社は、従業員5名ごとに少なくとも1名の宅地建物取引士を置くことが法律で義務付けられています。そのため、不動産業界で成功を目指すなら、宅建の資格を持っていることは必須と言えます。
建設会社│宅建が役立つ業界
建築会社は、自社で建築した物件を販売する際に、宅地建物取引士の資格が必要です。内容が「明確な根拠」を持っているため、自社物件の特長を顧客に効果的にアピールすることができます。
金融機関│宅建が役立つ業界
金融機関は不動産の担保価値を評価して融資を行うことが多く、そのため宅地建物取引士の知識が非常に役立ちます。不動産販売会社を子会社として持つ銀行も多いので、金融機関でも不動産販売会社でも、その知識を活かすことができます。
不動産管理会社│宅建が役立つ業界
不動産管理会社は、不動産の分譲仲介を行い、さらにその管理も自社で行う傾向が増えています。このため、宅地建物取引士の資格が非常に有効とされています。また、「管理業務主任者」という管理会社で必要とされる資格の試験内容は宅建試験と非常に似ており、取得が容易な利点もあります。
伊勢原市・湘南エリアの不動産の事ならライブバージョンへ
