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【建築関連】エコカラット(エコカラットプラス)
カテゴリ:建築関連  / 投稿日付:2024/10/24 18:16

エコカラット(エコカラットプラス)とは?

エコカラット・・・エコカラットは内装壁機能建材であり、日本の伝統的な「土壁」工法を基にしています。
多孔質セラミックスを使用し、タイル形状に成形されています。エコカラットの微細な孔は約1nm
(1mmの1/100)で、湿気や臭い、有害物質を吸着する機能を持っています。
LIXIL | エコカラット | 施工事例・リビング

エコカラットプラス・・・エコカラットの進化版で、壁に水や汚れが付きにくい設計が施されており、水拭きだけで
簡単に清潔を保つことができます。また、エコカラットプラスは孔の数を増やすことにより、湿度の吸収及び放出
の能力が向上しました。
施工イメージ

【エコカラットのメリット】
➀調湿機能を備えています
エコカラットは、湿度が高い時には湿気を吸収し、乾燥している時には湿気を放出します。
その効果は、珪藻土の約6倍、調湿壁紙の25倍以上に及びます。湿気がこもりがちな脱衣所
や室内で洗濯物を干すスペースに設置することで、結露の抑制とカビやダニの繁殖を防ぐ効果
が期待できます。

有害物質を吸着し、その濃度を低減する効果があります
家庭内の内装材や家具から発せられる主な有害物質には、ホルムアルデヒド、トルエン、
キシレンがあります。これらが高濃度で存在すると、めまいや倦怠感、知覚異常などの
症状を引き起こすことがあります。エコカラットは、これらの有害物質を空気中から吸着し、
その濃度を減少させる効果を持っています。
③水拭き掃除が可能で、メンテナンスも簡単です
従来のエコカラットや他の調湿機能を持つ建材では水拭きが困難でした。しかし、新しく改良された
エコカラットプラスでは、湿気を吸収しつつも水を弾くため、水拭きによるお手入れが可能です。
さらに、水はねに強いため、洗面所やトイレなどの水周りにも適しています。
➃デザインが豊富です
エコカラットは、その調湿効果から漆喰や珪藻土といった「和」のインテリアにのみ適していると考えられがちです。
しかし、実際には大理石のような高級感あふれるデザイン、レンガ風の無骨なもの、または本物の木を思わせる落ち
着いたナチュラルな雰囲気のバリエーションが豊富にあり、お部屋の雰囲気に合わせて選べる幅広い選択肢があります。
においを吸着してくれます

日常生活において、トイレ、生ごみ、タバコ、ペットなどの気になる臭いが多く存在します。エコカラットはこれらの生活臭の
原因成分を吸着し、室内の悪臭を軽減する効果を持っています。機能性クロスや珪藻土も脱臭効果がある内装材として知られて
いますが、エコカラットはより短時間で効果的に脱臭が可能です。

 
【エコカラットのデメリット】
➀簡単に張り替えることが出来ずらい

エコカラットはタイルと同じように接着剤で壁に取り付けられるため、剥がす際には壁の下地も一緒に剥がれてしまう
ことが
あります。そのため、張り替えには多くの手間と費用が必要です。エコカラットを施工する際には、将来的な
リフォームの
可能性を考慮して検討することが大切です。

エコカラットの効果は長期間持続しますが、簡単には張り替えられないため、常に綺麗な状態を維持することが望ま
しいです。
清潔を保つためには定期的な掃除が必要です。また、油が飛び散るキッチンなどの施工は避け、清潔を
保ちやすい場所での使用
をお勧めします。
②面積が少ないと効果を発揮しずらい
エコカラットを効果的に使用するためには、床面積の1/4以上に施工することが推奨されています。たとえば、リビングが18畳
(30㎡)の場合は、少なくとも7㎡のエコカラットが必要です。後悔しないためにも、施工前に面積を確認しましょう。
コストを抑えつつ効果を実感したい場合は、トイレや洗面所のような小さな空間への採用が推奨されます。
③クロスと比較してコストが高くなります

通常のクロス工事は750〜1,500円/㎡のコストがかかるのに対して、エコカラットは材料と施工を含めて10,000〜30,000円/㎡となり、価格が高めです。部屋に洗練されたアクセントを加えるために小面積での施工や、高機能を
理解し選択するなど、価格と
メリットを比較して納得のいく選択をしましょう。

衝撃に対して脆く、傷がつきやすい
エコカラットは、家具など硬い物体にぶつかると傷がつきやすい製品です。施工後に後悔する一因として、
「引越しの際にぶつけてしまい、新居に入居してすぐに欠けてしまった」というケースがあります。
引越し時には特に注意し、家具の移動が少ないエリアにエコカラットを設置することが推奨されます。
画鋲などを使って取り付けることはできません。
エコカラットにピンをハンマーで打ち込むと破損する恐れがあるため、電動ドライバーを使用した取り付けが
推奨されています。ただし、エコカラットに穴を開けると、後で割れや欠けの原因となる可能性があるため、
絵やポスターを掛けたい場合は、施工時にピクチャーレールを設置することが望ましいです。
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エコカラットは、調湿効果や脱臭効果に加えて、有害物質を吸着する内装タイルとしても
機能します。小さな子供やペットがいる家庭に適しています。さらに、木目調や石目調を
含む豊富なデザインオプションがあり、壁面のアクセントとしても理想的です。
エコカラットのデメリットとメンテナンス方法を理解した上で、施工を検討することを
お勧めします。
 

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