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【注文住宅のアレコレ】間取り人気 ライブバージョン
カテゴリ:注文住宅のアレコレ  / 投稿日付:2024/12/16 18:00

【新築】間取り人気


①回遊動線

回遊動線とは、家の中で行き止まりがなく、自由に円を描くように動ける動線のことです。

ぐるぐる回れることで、一つの部屋から多くの部屋にアクセスしやすくなり、動線が短縮されるでしょう。
移動距離を短縮することで、家事がずっと楽になりますね。

どんな回遊動線があるのか

【回遊動線例】
✔︎玄関⇄脱衣所⇄キッチンからの回遊動線
✔︎2階ホール→WIC→寝室→2階ホール
✔︎リビング→トイレ・洗面・ランドリールーム・お風呂全てが繋がる回遊動線
✔︎脱衣所、洗面所からのウォークスルークローゼット→廊下→キッチン

生活スペースで最も頻繁に利用するリビングからトイレ、洗面所、ランドリールーム、お風呂まで全てが直接つながる回遊動線は非常に便利でおすすめです!

回遊動線は家事に最適?

回遊動線は家事がしやすいという声を聞きますが、どうして回遊動線だと家事がしやすいのでしょうか?

家事動線とは

「動線」とは、人の動きを示した線のこと。「家事動線」は、炊事や洗濯など家事をするときに人が動く経路のことです。

家事動線のポイント

「当社では、家事動線を考える際、水回りがキッチンから近く、洗濯機を回す、干す、取り込んだ洗濯物をしまう、という一連の動きがスムーズに行えることを重視しています」(月東さん、以下同)

回遊動線とは

「回遊動線」とは、行き止まりがなく、室内をぐるぐると回れる動線のことです。

「ぐるぐると回れることが重要なのではありません。例えば2方向から出入りできるというような、移動に無駄がないことを重視した結果、回遊動線になるのです」

家事動線を意識した起点別による回遊導線の種類

回遊動線は、単に間取りに取り入れるだけで、家事の負担が軽減し、利便性が良くなるわけではありません。家事動線を意識した回遊性を意識することが大切です。リビング、キッチン、脱衣所を起点とした回遊動線について説明します。

リビングを起点とした回遊動線

リビングは、家族が集まり、くつろぐための空間のため、リビングを起点とした回遊動線を確保することで家族全員にとっての回遊性が高まり、移動などによるストレスの軽減を図ることができます。

リビングを起点とした回遊動線とは、リビングからキッチン、水回り、玄関などへの行き来が容易な動線を取り入れた間取りということです。これにより、出かけるときや帰宅時のほか、部屋からの移動の際にリビングを通る機会が多くなり、家族が触れ合う時間も増えることとなります。

ただし、浴室やトイレなどに行くために必ずリビングを通らなければならない間取りですと、来客時などはかえって落ち着かないケースもあるため、注意が必要です。

キッチンを起点とした回遊動線

日常生活における動きを「生活動線」と呼びますが、その中でも特に家事動線は暮らしやすさに大きく影響します。家事の中でも、炊事は時間や労力がかかるため、キッチンを中心とした回遊動線を取り入れることで家事の負担を軽減できるでしょう。例えば、アイランドキッチンのようにキッチンの周りを回れる間取りにすることで、調理や配膳がスムーズになります。

また、キッチンを起点に回遊できる動線を設けることで、調理をしながら洗濯や掃除を並行して行うことができ、家事全体の効率が向上します。さらに、キッチンと玄関の動線が短くなり、行き来がしやすくなることで、買い物帰りの荷物の運搬やゴミ出しの負担も軽減されるでしょう。

脱衣所を起点とした回遊動線

洗濯や水回りの掃除も、家事の中で時間と労力がかかる作業です。この負担を軽減するためには、脱衣所を中心とした回遊動線を取り入れた間取りがオススメです。洗面所、浴室、ランドリールーム、物干し場、クローゼットを回遊しやすく配置することで、家事がスムーズに進みます。また、洗面所から浴室、トイレまでの動線も確保できれば、掃除がしやすくなるでしょう。

特に、脱衣所を起点とする動線設計で重要なのは、洗濯における「脱ぐ、洗う、干す、取り込む、しまう」という一連の流れを意識することです。そのため、脱衣所から洗濯機、さらに物干し場への動線が大事になり、屋内・屋外に干す場合の動線も考慮する必要があります。また、ドラム式洗濯機や浴室乾燥機、サンルームの使用有無によっても動線が変わることがあるので、設計時にはこれらの要素にも注意しましょう。

回遊動線のメリットは?

回遊動線には具体的にどのようなメリットがあるのでしょうか?

近道できるので移動時間が短縮できる

「2つ以上の経路ができるため、家の中の目的の場所へ近道することができます。移動時間が短縮できるので、日々の家事や生活のストレスが減ります」

家族同士でぶつかったり渋滞したりしにくい

「例えば、キッチンに2人、3人と入って作業する場合、キッチンの奥が行き止まりだと出入りがしにくく、使いづらく感じてしまいます。その点、回遊動線であれば出入りもしやすく、ぶつかったりする危険も減ります」

プライバシーを確保しやすい

「回遊動線は、人が自由に行き来できるので、落ち着かない印象がありますが、家族の生活スタイルを踏まえた回遊動線にすれば、経路が複数あるため、家族同士のプライバシーを確保した間取りにすることができます。また、来客時に気を使わなくて済むというメリットもあります」

家が広く感じられる

「実際の広さは変わらなくても、回遊動線だと行き止まりがないので、気持ち的に家の中が広く感じられます」

リビングが汚れにくい

「部活帰りの子どもが、汚れた衣服のままリビングを通ることにストレスを感じるという声をよく聞きます。回遊動線にして、玄関から直接リビングに行く経路だけではなく、玄関から洗面室を通ってリビングに行ける経路があると、リビングが汚れにくくなります」

回遊動線のデメリットは?

さまざまなメリットのある回遊動線ですが、デメリットはあるのでしょうか?

居室や収納が狭くなりやすい

「通路を確保しなければならないため、収納や居室のためのスペースが削られる点はデメリットです。間取りを考える場合には、家事のしやすい動線か、収納量か、どちらを優先するかを考える必要があります」

耐力壁を設けにくい間取りになる

「新築の場合、耐震基準を満たしているのは大前提なので、あまり心配する必要はありませんが、開口部が多く耐力壁を設けにくい間取りにはなります」

家具の配置が限られる

「通路部分には家具が置けないので、持っている家具のレイアウトまで考えて、回遊動線を採用する必要があります。きちんと計画すれば、新築時点で家具の配置で困ることはないと思いますが、模様替えはしにくいでしょう」

使われない出入り口もでてくる

「回遊動線にすることを目的に間取りを考えてしまうと、実際の家族の動きの中では使われない出入り口ができてしまう可能性があります」

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