カテゴリ:注文住宅のアレコレ / 投稿日付:2025/02/07 19:56
注文住宅 パントリー施工例 ライブバージョン
【パントリーのあるお家】建築事例のご紹介|パントリーの便利なポイントについて
パントリーは、食品や食器の収納に適した小さな部屋や壁面収納のことを指します。また、あまり使わない調理器具やキッチン家電を保管するスペースとしても役立ちます。
こんな方に、パントリーの設置がおすすめです:
・共働き家庭や大家族で、まとめて買い物をする機会が多い方
・キッチンをできるだけすっきりさせたいとお考えの方
・災害対策として、非常食や飲料水を備蓄しておきたい方
メリット
食材を一度にまとめて購入できるため、スーパーへ行く頻度が少なくなります。パントリーの最大の魅力は、まとめ買いした食品をきちんと保管しておける点でしょう。セール時などに安く買いだめすれば、家計の節約にもつながります。
また、食材を自宅にある程度ストックできると、災害時にも大いに役立ちます。「ローリングストック法」を取り入れ、非常食を定期的に消費して補充するサイクルを維持するのも簡単になります。
食品を蓄えておけば、買い物に行く回数が大幅に減らせます。特に、外出の時間が限られている共働き家庭にとっては貴重な機能といえるでしょう。
キッチンをすっきりさせる パントリーのおかげで、「整然としたオシャレなキッチン」を実現 キッチンは日用品が多くて散らかりがちな場所です。この問題を解消するため、多くの家庭ではカップボードを設置し、調理器具などの収納スペースとして活用しています。しかし、カップボードはどうしても視覚的に存在感があります。
そこでパントリーの出番です。パントリーを設けることで、カップボードを省略したり目立たなくすることが可能となります。その結果、キッチン全体をより清潔でシンプルな印象に仕上げることができるのです。
例えば、実際に使用頻度が高い調理道具やアイテムはキッチンの近くにしまい、低頻度でしか使わないものをパントリーへ収納しましょう。このようなものが代表例です:
- あまり出番のない調理家電(ミキサーやホットプレートなど) - 特別な時だけ使う食器(大皿やお正月用の屠蘇器など) - 季節限定品(かき氷機や卓上コンロなど)
スッキリと片付いたキッチン空間は、居心地抜群で料理の楽しさアップにつながります。また、掃除がしやすいため、清潔さも自然と保たれるでしょう。
デメリット
食材を詰め込みすぎると、賞味期限を過ぎるものが増えてしまいます。
パントリーがあると、キッチンに散らかりやすい小物類を整頓・収納しやすくなり、必要なものもすぐに見つけられるようになります。整理整頓が上手な人は、効率的に配置することで、一目で何がどこにあるのか把握できるようになるでしょう。
一方で、片付けが苦手な人は、ものを無計画に詰め込んでしまう傾向があります。収納スペースがたくさんあるがゆえに、無秩序に入れてしまうと管理が行き届かず、必要以上に買いすぎたり、期限切れになったりすることが考えられます。
そこで、パントリーの残量を把握しやすくするために、適切な備蓄量をあらかじめ決めておくとよいでしょう。規定の数が減ってきたタイミングで必要な分だけ補充する習慣をつければ、無駄な迷いが減ります。
ただし、大きなパントリーを作りすぎると、間取りのバランスを崩してしまう恐れがあります。便利なパントリーはできる限り広く確保したいと考えるものですが、「容積率」という建築規制があり、この基準を超える広さの建物は建てられませんので注意しましょう。
パントリーは、食品や食器、キッチン家電などを効率よく収納できる便利なスペースです。しかし、物を詰め込みすぎると同じものを重ねて購入してしまったり、消費期限を過ぎてしまうことにつながる恐れがあります。
自身のライフスタイルをしっかり考慮し、本当に必要だと感じてから導入を検討するのがおすすめです。必要性が低い場合は、別の部屋のスペースとして活用した方が良いことも考えられます。
導入を決める際には、予算や家事動線といった、家を初めて設計する際には思い通りにイメージしづらい点についても慎重に考えておくことが必要です。
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