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【注文住宅のアレコレ】注文住宅 インナーバルコニー施工例
カテゴリ:注文住宅のアレコレ  / 投稿日付:2025/02/15 18:06

注文住宅 インナーバルコニー施工例 ライブバージョン

インナーバルコニーとは、2階以上の階に設けられ、建物の奥まった部分に配置されたバルコニーの一形態を指します。深めに設けられた屋根付きスペースのため、屋外でありながら天候の影響を受けにくく、さまざまな用途で活用可能です。一戸建て住宅を計画中の方々に高い人気を誇るデザインです。



一般的なバルコニーとの相違点
通常のバルコニーとインナーバルコニーの大きな違いはその設置方法にあります。一般的なバルコニーは、建物の外側に張り出して作られた屋根のないオープンスペースを指し、比較的広めのスペースが特徴です。このため、洗濯物や布団を干す場として使われるだけでなく、広さに応じて家族とティータイムを楽しんだり、アウトドアリビングとして活用したりすることもできます。一方、インナーバルコニーは建物の構造の一部として作られており、屋根付きの外部空間となっています。屋根があることで天候の影響を受けにくく、急な雨などにも洗濯物への被害を抑えられるのが利点です。さらに室内と一体感のある配置が特徴で、プライバシーの確保がしやすく、家族だけのリラックススペースとしても適しています。

インナーバルコニーのメリット

リビングを広々と活用できる

インナーバルコニーを活用することで、リビングの空間をより広く使える点です。特に、リビングを2階に配置した場合、庭が活用しづらいという制約があります。しかし、大きめの窓を設置しインナーバルコニーと巧みに繋げることで、内部空間がより広がりを感じられる場へと変わります。さらに、窓から適度に入り込む光や風のおかげで、リビングが一層開放的な雰囲気へ整います。

加えて、半屋外という特徴を持つインナーバルコニーでは、自然な換気ができ、空間内ににおいがこもりにくいのも利点です。例えば、バーベキューを楽しむ際には、インナーバルコニーで調理をし、リビングで食事の時間を過ごすといった使い分けも可能です。このように、インナーバルコニーの活用によって、リビングの使い勝手がさらに豊かになります。


屋根が付いている
バルコニーとは異なり、屋根があるため雨の日でも安心して洗濯物を干すことができます。また、快晴の日でも屋根が日差しを遮るおかげで、紫外線を気にされる方には嬉しい環境です。こうした天候に依存しない特徴が、多くの人から支持される理由の一つとなっています。

開放感と居心地の良さ
屋根に守られたスペースにいることで、室内にいるときと同じ快適さを保ちながらも、自然の光や風を直接楽しむことができます。さらに、インナーバルコニーがあることで、室内から外への繋がりが広がり、結果的に部屋全体をより広々とした解放感ある空間に感じさせてくれます。


インナーバルコニーのデメリット


部屋が暗くなる恐れがあります

インナーバルコニーを設けると、隣の部屋への日差しが遮られやすくなり、結果として部屋が暗くなるデメリットがあります。この問題を軽減する方法として天窓の設置が考えられますが、インナーバルコニーの奥行きが深い場合には十分な明るさを確保できないこともあります。そのため、設置を検討する際には、どれだけ部屋が明るさを保てるかや、最適な採光方法を熟考し、後の後悔につながらないよう計画を立てることが重要です。

建物の延べ床面積に基づいて算出される固定資産税には注意が必要です
建物外部に配置されたバルコニーやテラスの場合、外壁から2m以内に収まる出幅部分は延べ床面積には含まれません。しかし、屋根付きのインナーバルコニーは建物の一部として取り扱われるため、基本的に延べ床面積に算入されます。そのため、インナーバルコニーの設置を検討する際には、床面積に含まれる箇所を十分に確認してから判断しましょう。


インナーバルコニーの設置には割高な費用がかかる場合があります
インナーバルコニーを設ける際は、施工費用が通常よりも高くなります。その理由は、インナーバルコニーの下に位置する部屋に屋根や断熱材などを設置する工事が追加されるためです。

目安として、一般的なバルコニーの約2倍程度のコストがかかることも珍しくありません。また、インナーバルコニーの面積を広げるほど、必要となる費用も増加する傾向にあります。そのため、予算を超えないよう計画的に進めることが重要です。

インナーバルコニーは屋根付きであるため、部屋の延長として利用したり、洗濯物を干す場所として活用したりと、多目的に使用できます。ただし、スペースを広く取りすぎると固定資産税が課されたり、他の部屋が狭くなるといったデメリットが生じる可能性もあります。

インナーバルコニーの配置に関して後悔しないためには、事前にその使い道を明確にし、バランスの取れた間取りを考えることが大切です。


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